毎年この時期になると、「感染性胃腸炎」が流行しているというニュースをよく目にします。
特に冬場に増えるのが、ノロウイルス などによる胃腸炎。
突然の嘔吐や下痢は、本人もつらいですが、周囲にとっても緊張が走る出来事です。
実は先日、わが子も胃腸炎にかかっていました。
突然の嘔吐。急いで処理をし、「これは家族に広がらないだろうか」と不安になったのを覚えています。
症状が出てすぐ我が家では、
・室内でのマスク着用
・手洗いや消毒の徹底
・子供が使ったものを触るときは使い捨て手袋の着用
・定期的な換気
・可能な限りの隔離
を行いました。
幸い家族への感染はなく、大ごとにならずに済みました。
罹患中はきつそうでしたが、今はすっかり元気に遊んでいます。
ホッとしました。。。
家庭ですらこれだけ神経を使うのですから、施設での対応の大変さは言うまでもありません。
施設運営の目線で考えると、最も怖いのは“集団感染”ではないでしょうか。
一人の発症が、数日でフロア全体に広がり、1週間もすれば職員も含め施設全体に蔓延します。
だからこそ基本の予防策の徹底がとても重要なのです!!
手洗い、調理従事者の体調管理、器具の消毒、十分な加熱。
そして、調理工程をできるだけシンプルにすること。
加熱済み食材やチルド食を活用することで工程が減り、交差汚染のリスクを抑えることにもつながります。
万が一、関係者に症状が出たらすぐに関係各所へ情報共有を行い、
次亜塩素酸ナトリウム等を使用した適切な処理や他にも症状が出ている者がいないかの迅速な確認等が必要となってきます。
これらは安心を「気合い」ではなく「仕組み」でつくるという考え方です。
一方で家庭でも、手洗いの徹底や嘔吐物の適切な処理、回復期の食事配慮など、基本の積み重ねが何よりの蔓延予防策になります。
ちなみに新型コロナウイルスが流行した時は、皆さんが高い意識で手洗いや消毒、マスク着用をしていたからか、
インフルエンザやノロウイルスなどの罹患者が例年より少なくなっていたようです。
胃腸炎対策は特別なことではなく、「当たり前を徹底できる体制づくり」
流行している今だからこそ、施設も家庭も一度立ち止まり、守りの仕組みを見直したいですね。
