毎年冬になると流行するインフルエンザ。

近年は季節外れの流行や複数の型が同時に広がるケースも見られ、企業や学校でも家の中でも対策の重要性が高まっています。

実際私の周りでも、ちらほらインフルエンザに感染している方はいます。

中には、コロナとの同時感染でとても大変な思いをしたという方も。。。

皆さんインフルエンザについては十分理解があるとは思いますが、この記事では改めて、予防や対策の再確認をさせていただければと思います。

 

【今すぐできるインフルエンザ予防策】

1.ワクチン接種

流行前に接種することで、発症や重症化のリスクを軽減できます。

一般的に効果が現れるまで約2週間と言われており、効果の持続期間は5〜6ヶ月程度と言われているので、打つなら10〜12月の間が好ましいですね。

 

2.手洗い・うがいの徹底

インフルエンザのウイルスは手から口や鼻を通して体内に侵入します。

外出後、食事前、帰宅時は必ず手洗いを。

 

3.室内の湿度管理(40〜60%)

乾燥はウイルスに好条件です。加湿器や濡れタオルでの調整をおすすめします。

 

4.マスクの着用

症状のある人だけでなく、人が多い場所では感染予防効果があります。

家庭内感染も多いみたいなので、家族に症状のある人がいたら、できるだけマスクを着用しましょう。

 

5.体調管理(睡眠・栄養)

免疫力の基本は生活習慣。規則正しい生活が最大の予防策です。

 

【企業として取り組みたい職場のインフル対策】

企業では、社内での感染拡大を防ぐ仕組みづくりが欠かせません。

 

(1)体調不良時の「出勤判断ルール」を明確にする。

発熱や咳のある場合は無理せず在宅勤務や早退・欠勤にする。

受診や休養の推奨。

こういった会社の方針を示すことで、従業員の判断もしやすくなります。

 

(2)換気と環境整備の徹底

会議室・フロアの定期的な換気。

手指消毒液の設置。

ドアノブ・共用物品の清掃頻度アップ。

 

(3)リモートワークやオンライン会議の活用

飲食業界や介護業界などなかなか難しい分野もありますが、例えば、外部とのやり取りをできるだけ電話やメールに切り替えるだけでも、社内にウイルスを持ち込むリスクを減らせます。

 

毎年流行しているインフルエンザですが、新型コロナウイルスが蔓延した頃、国民の予防意識が高まったおかげかインフルエンザ感染者が非常に少なかったというデータもあるそうです。いかに、一人一人の意識づけが重要かということですね。

 

最近急に寒くなり、世の中も冬の装いとなってきました。

皆さんで予防策に取り組んで、元気に今年の冬も乗り越えましょう!