1.食中毒・衛生管理は”まだ夏と同じ意識”で

 

最近朝晩が少し涼しく感じるようになってきましたね。

日の当たらない時間帯は、クーラーをつけなくても過ごせるようになってきました。

ですが、日中はまだまだ暑さや湿気が残っています。

この「気候の油断」が、食中毒事故を招きやすい時期となっています。

特に黄色ブドウ球菌やサルモネラ菌などは、気温が高い環境で繁殖しやすいため、

食材の保存温度管理や加熱調理の徹底は欠かせません。

 

〜気をつけたいこと〜

・冷蔵は4℃以下、冷凍は−18℃以下を維持する

・調理時は中心温度75℃以上で1分以上加熱する

これらを継続することで、安全な食事提供につながります。

 

2.利用者の体調変化に合わせた献立の工夫を

季節の変わり目は寒暖差が大きく、子どもや高齢者は体調を崩しやすくなります。

特に「食欲の低下」や「消化不良」が起きやすいため、やさしく消化できる料理や温かい汁物を献立に取り入れると安心です。

また、日中は汗をかくこともあるため、汁物や果物を通じて自然に水分補給ができる工夫も効果的です。

 

ユアネクサスでは、高齢者施設向けのチルド食「できたてチルド便」の販売や栄養士による献立作成などの代行も行っておりますので、給食でお困りごとがあれば、ぜひ一度お問い合わせください。